Miyakono Yasuda “Untitled”
「どろどろとした土の塊を、果実が木から落ちるように落としてみたくなった。」 Miyakono Yasuda ”Untitled”より 手捻りで成形した壺を落下させ野焼き焼成した土器は地面に溶け込むように、あるいは動物が静かに腰を下ろすように生々しい襞(ひだ)やしわをまといながらも浮遊感のある佇まいを湛えています。土、水、火という自然物から生まれたこの作品には時間や重力といった理(ことわり)さえもその襞に折り込まれている。 安田都乃 2010年に宮崎へ移住後、その地に残る縄文遺跡との出会いをきっかけに古代の土器に関する研究を深めながら作品の制作を行う。 野焼き焼成 素材: 粘土, 砂, 貝, 石 Edition数 1 サイズ: 230mm x 210mm x 60mmm |
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