Elein Fleiss 『L’Hiver』
「撮影した3人の女性は、私と同じ村やその周辺に住む友人たちだ。私同様、彼女たちもそれぞれの場所から村に移住してきた。私にはオフホワイトのウールの服を着て冬景色の中を歩く女性たちのイメージがあり、まずそこからスタートした。それ以外のもの、産業革命後の風景、原子力発電所、さらにはメイクアップなどは偶然の賜物であり、プロジェクトの方向性を変えた。偶然の賜物というのは、予想し得ないことを取り入れることにした、という意味だ。」Elein Fleiss Vacant/Centre(東京)とElbereth(京都)で開催した同名の展覧会に際して制作いたしました。現在と十数年の時を回想しながら綴られる彼女のダイアリーと写真が交差します。カバーはリソグラフ2色刷り。エレン・フライスは90年代から2000年初頭にかけて、独自の編集視点を持った雑誌『Purple』を創刊、2003年から2007年の『PURPLE JOURNAL』では、独創的な美意識を通したジャーナリズム雑誌を発表してきました。現在、フランスの南西部トゥールーズに近い中世の趣が残る田舎町に暮らし、写真や文章による作家活動が注目されています。 注意事項 冊子カバーのリソグラフ印刷の特性上、インクが手につきやすくなっております。 強く擦ったりせず、他のものへの色移りにはご注意ください。保管の際はフィルムに入れて頂きますようお願いいたします。 リリース: 2024年10月22日 版型: 14.8cm x 19.5 cm 頁: 24ページ 発行: COSMIC WONDER & Vacant |
|||||
|