Elein Fleiss 『L’Hiver』
「撮影した3人の女性は、私と同じ村やその周辺に住む友人たちだ。私同様、彼女たちもそれぞれの場所から村に移住してきた。私にはオフホワイトのウールの服を着て冬景色の中を歩く女性たちのイメージがあり、まずそこからスタートした。それ以外のもの、産業革命後の風景、原子力発電所、さらにはメイクアップなどは偶然の賜物であり、プロジェクトの方向性を変えた。偶然の賜物というのは、予想し得ないことを取り入れることにした、という意味だ。」Elein Fleiss Vacant/Centre(東京)とElbereth(京都)で開催した同名の展覧会に際して制作いたしました。現在と十数年の時を回想しながら綴られる彼女のダイアリーと写真が交差します。カバーはリソグラフ2色刷り。 エレン・フライス 1968年4月、フランスのブローニュ・ビヤンクール生まれ。15年前にパリを離れ、現在はサン・アントニン・ノーブル・ヴァル(フランス南西部)で暮らす。1989年より展覧会を企画、自身の雑誌『Purple』や『Purple Jornal』などを編集出版。現在、写真とテキストなどでの作品製作、野生のハーブを日々の暮らしに役立てるための研究をしている。写真作品はOne Star Press、Poetry of sex、アダチプレスなどで出版、展覧会はヨーロッパと日本など各地で開催 。 注意事項 冊子カバーのリソグラフ印刷の特性上、インクが手につきやすくなっております。 強く擦ったりせず、他のものへの色移りにはご注意ください。保管の際はフィルムに入れて頂きますようお願いいたします。 リリース: 2024年10月22日 版型: 14.8cm x 19.5 cm 頁: 24ページ 発行: COSMIC WONDER & Vacant |
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